内気な自分を好きになれない人に読んでほしい本があります
どうも、川島はなぢです。
前回の初投稿を読んでくださった方もそうでないかたも、今回この記事を訪れてくださりありがとうございます!
火花 を是非読んでほしい理由(ネタバレなし) - 感動のおすそわけ
今回はちょっとポエミーなタイトルになってしまいましたが、おすすめせずにはいられない一冊なので紹介させて下さいっ!
はっきり言って自己啓発本なんて腐るほど出版されていると思います。
ですが僕は初めて、ドンピシャで自分に合うと思える、まるで僕を知っている人が僕のために書いてくれたのかと錯覚するほどに素敵な一冊に出会えました。
それがこちらです↓
こんな人に読んでほしいっ!
- 自分を好きになれない人
- みんなが気にしないようなことでも深く考え込んでしまう人
- 一人は好きだけど独りは寂しい と思う人
- 仕事も恋愛も上手くいかない人
- 身の回りにいる内気な人と、上手く付き合えない(けど上手く付き合いたい!)人
この記事に出会い、そしてここまで読んで下さったあなたは、もしかすると自分のことを内気だと思っていたり、そんな自分を責めてしまった経験があるのかもしれません…(少なくとも僕はそうです)
でも、
よく自己嫌悪に陥ってしまうのも、
自分を好きになれないのも、
短所ではありません。
すべてはその人の特徴であって、長所として見るのか短所として見るのか。
ただそれだけのことなんです。
的なことを気付かせてくれる一冊です。
そしてあくまでも短所を必死に削るのではなく、
その特徴を、長所として生かすありったけの術が詰まっています!!!
ところで、この本では、人間を
「内向型人間」と「外向型人間」の二種類に分類しています。
あなたは、ストレスがたまって充電したいときにどうするか?
答えは2つあります。1つ目は「人と会って充電する」です。(中略) こういう人は「外向型人間」です。
2つ目の答えは「家にこもり、人と話をするのを避け、ひとりで充電する」です。(中略)これが典型的な「内向型人間」です。
そして筆者はその違いをこのように例えています
「外向型人間」と「内向型人間」のエネルギーを得る方法とその違いを明らかにするためには、両者を発電機と蓄電池に例えてみることです。「外向型人間」は風力発電機のようなものです。発電するために外部からの刺激を必要とします。そしてその刺激を利用して自らを動かします。つまり、風力発電機で言うところのタービンを「回し続け」ます。一方「内向型人間」は蓄電池のようなものです。「風のような外からの刺激」を必要ともしなければ、自分で動いたりもしません。ただ静かに電源から充電します。ただ、充電には時間がかかります。
ここまで読んで下さった方は、
自分がどちらに当てはまるのか、
あるいは「自分の身の回りのあの人は内向型だな」などと、考えているかもしれませんね(^-^)
そして往々にして内向型人間は、
自分を責めてしまいがち
だったりします。
ですがこの本では、
内向型人間の強みを以下のようにあげています。
- 慎重である
- 本質的なことを見いだす(故に真の深い友情を大切にする)
- 集中力がある
- 人の話を聞くことができる
- 落ち着いている
- 優れた分析力を持つ
- 自立している
- 辛抱強い
- 書くことが(話すことより)得意
- 人の気持ちがわかる
長所としてこんなに挙げられると、
急に「そんなに当てはまらないよ!」
と思うかもしれませんが大丈夫。
すべてが当てはまるのは極端な内向型人間だけで、多くの人が内向型と外向型の中間、あるいは少しどちらかに寄っているだけだったりすんですから!
そしてこの本はこのように情報を得るだけでなく、
あなたは先ほど挙げた中でどの強みが当てはまりますか?
その強みはどんな場面で生かされますか?
あなたが憧れるのはどんな人ですか?
などと、
読者と一緒に考えてくれるんです!
さらに読み進めていくと
パートナー探しやビジネスの場面など、
様々な状況における内向型人間のための戦略が目白押しです!
( こうすれば恋人ができる、こうすれば仕事で成功する
などと薄っぺらい方法論を押し付けてきたりせず、あくまでも読者自身に自分の長所を思い出させて背中を押してくれます )
とにかくブログには書ききれないほど内容の濃い一冊なので、
あとは特に僕が印象に残った言葉を挙げさせてください!
- 「外向型人間」が幅を利かせている自己中心的な世界に違和感を抱いているのは私だけじゃない
- (内向型人間は)大勢の人と中身の無い雑談をするのが苦手
- 自分の弱みを無くそうと努力するよりは強みを強化していくほうが自分のためになる
- 外向型人間は買った商品に不備があると店に直接クレームをつけたりします
- どういったことがあなたを喜ばせるのか、あなたにとって意味があるのか考えましょう。すると何をすればいいのか、どこに行けばあなたと同じ感覚をもつ人に出会うことができるかが見えてきます。
- 自分がしたくないことまでしないこと!
いかがだったでしょうか
会社や部活を辞めた時、出会いの場に足を運んだ時、その他もろもろ、集団生活をする上で「え、そんなに俺が悪いの?」「それだけが正解なの?」「みんなみたいになれない自分が悪いの?」とか思った経験、みなさんにもあるかもしれません。
そしてこれからもそんな思いをすることがあるかもしれません!
そんな時、部屋にこの本があれば、
何度でも読んでほしい!
この本を読んで充電してほしい!
そんな一冊でした!
まとめ
- 内気な人が自分を知り、そして好きになることができる本です
- 身の回りにいる内気な人の心の中を、少し知れる本です
- 筆者が「こういう場面ではこうであれ!」と押し付けてくることはありません。一緒に考えてくれます
(改めて…もう一度言います!)
こんな人に読んでほしいっ!
- 自分を好きになれない人
- みんなが気にしないようなことでも深く考え込んでしまう人
- 一人は好きだけど独りは寂しい と思う人
- 仕事も恋愛も上手くいかない人
- 身の回りにいる内気な人と、上手く付き合えない(けど上手く付き合いたい!)人
今日も最後まで読んでくれてありがとう。